e-no 沖縄自然館

4世代が集える暮らし @那覇市『願寿会』

那覇市曙の『願寿会』。
「がんじゅ〜」とは、沖縄の言葉で「元気」という意味で
その願いが込められた願寿会では
毎朝6時半から曙小学校に集まりラジオ体操をして十年以上。
願寿会の会長をされている上原さん(82)は
e-noのお得意様でもあるので
沖縄らしい長寿の暮らしを学ぶため
私もたまに出勤前にラジオ体操にお邪魔しています。



沖縄ならではなのか、願寿会オリジナルなのか…
ラジオ体操第2を終えると、「なかよし音頭」など3曲
民謡(?)にあわせてダンス。
〆は ”Beautiful Sunday” でボックスダンスを繰り返し
ちょっと息切れ… 意外といい運動量です。
これを80代、90代でも毎日続けているとは… 驚かされます
(現代は若者の方が運動していないでしょうね…)
さらにその後はカラオケ練習…!(演歌)(これは好きな人だけ)
上原さんにいたっては、80代とは思えない足腰の強さ
バドミントンをする姿は、私よりも軽やかです…



「健康のために」と地域ではじめたラジオ体操ですが
毎日顔をあわせることで、お互い元気なことを確認しあったり
逆に2〜3日来ない方がいらっしゃれば
心配になりおうちへ様子を見に行くことも。
7:00過ぎになるとポツポツと登校しはじめる小学生とあいさつを交わす。
願寿会が学校や小学生の見守り役も担っているようです。
家族以外にも、多方向につながりがある暮らしを、
30代独り身の私はうらやましく思います。

さらに
曙地域では公民館のように集える場がなかったようなのですが、
8月から『パーラー公民館』をスタート!
「移動式」という言葉だと味気ないので、
“パーラー”で名付けられたらしいです。
最近「パーラー」にはまっている私としては、響きだけでもトキメキ☆

上原さんからのお知らせを受け、地域を歩いて知ろう!
という企画にお邪魔してきました。
土地のかつての様子を知る方たちの案内で “まちま〜い”
(;「まちを巡る」「散策する」の意)。
夏休みということもあり、この日は学童の子どもたちが大勢参加!



すなおで元気な子どもたちから、パワーをもらっているような
圧倒されっぱなしのような…(笑)

話を聞かない子にちょっと注意が入ると
「なんでですか〜?なんで人の目を見て話を聞くの?」と。

「子どもは思ったことをすぐ言うからね〜(笑)」

「寺子屋もむずかしいよ、計算を手でやっていたら
“なんで計算機でやらないの?”って(笑)」

おそらく、ひ孫の年代にあたる?小学生の様子を見ながら
飛び交う願寿会メンバーの会話もほほえましい…







4世代が一緒に過ごす時間がこうしてあるのも沖縄らしいな、と思います。

逆に、子どもそっちのけで案内の方の話に熱心に聞き入る姿を目にすると
年齢を重ねても尽きない好奇心は願寿会の元気の秘訣かな!?とも思ったり。



帰省する、年に1〜2回しか自分のおばぁには会わなくなっているので
願寿会はじめ、取材各地で沖縄の元気なおじぃおばぁにお会いすると楽しくて
なんだか人の温かさが、身に沁みる年頃です…

まちま〜いが終わると、学校の教室で子どもたちが自由な発想で地図を描く。





「面白いアイディアだね。
どろんこ遊びよりも飛びつきやすいかもしれないね。
子どもたちが元気に活動している姿を見ていると
こちらも生きがい感を感じられる」
— 温かく見守る願寿会/パーラー公民館館長・上原さん。



「お金を払わないで乗れる乗り物とか描きました」

「道を書いた理由は、私たちが描いたものが全部つながっているから」

大人たちを笑わせてくれる発表から、
素敵な視点に思わず “お〜” と関心させられる発表まで。

小学1年生から80代までが集う、一緒にできる機会や場がある曙地域は本当にがんじゅ〜!

“子どもを育てるならこんな地域がいいな〜”

と30代独身なのにそんな妄想まで生まれた、
4世代が集うパーラー公民館での賑やかなひと時でした。




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