国産のアセロラに対する需要はますます高まっています。
いちばん力を入れているのは、地域との連携です。
31軒の農家さんと連携、糸満から13軒の農家さん
JAを通して毎日来ております。

昨年も扱い量の20トンがあっという間に完売。
2年前にアセロラがおやつランキングで日本一を獲得することができて
それが話題になり、いろんなところからお客様が来るようになりました。
ものすごい小さなパーラーですけれど、毎日車でいっぱいです。
ほとんど観光客ですけれど、実感していることは、農業と観光のリンク、連携です。
日持ちがしないので、なかなか流通にのせることが難しいので、
青果で並べることはほとんどないんです。
たまに、季節ごとにはファーマーズにあるくらいで、店舗ではなかなかないですね。

私たちは「アセローラ」にこだわっているんです。
「え、アセロラじゃないの?」「さすが、並里さん、なまってますね~」と言われるんですが(笑)
そうではなくて、「アセローラ」というのはスペイン語的読み方で、植物名なんです。
ですから私たち本部町ではアセローラという呼び方にこだわっています。
おもしろいエピソードとして、スペインのアメリカ大陸発見のとき
長い船旅、食事は肉ばかり、野菜がとれずに脚気になったそうです。
船旅の途中、中米のバルバドス諸島で、現地の方が「これを食べると元気になるよ」
と教えたのがアセローラなんです。
その時には、現地の方々の間では「アセローラ」という名前はなく、ただ、「赤い実」と。
スペインにはひめリンゴみたいな果物で「アセロロ」というのがあって
それと似ているということで、「アセローラ」になったそうです。

すごく可愛らしい花ですけど、1日の命です。
翌日には真白くなり、3日後には散っているんですね。
見ての通り、いちばん上の花びらがハートの形をしているので、
花言葉は「愛の芽生え」なんです。



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