e-no 沖縄自然館

vol.1商品開発担当編

vol.1 商品開発担当編

愛:商品開発をしているうちなーんちゅって身近にいないので、初めてお会いする商品開発の方なので疑問がいっぱいあるんですけど…
商品開発っていったいどんな仕事なんですか?

宮城:配合を考えて、どれがいいか試してもらって…と僕もモノをつくる仕事だと思っていました。全部自分でなんでもやろうと思って、配合も味も全部自分で考えていたんですけど、それだと上手くいかなくて。やっていくうちに、なんかちょっと違うなと思ってきて。
どれだけお客さんが喜んでくれることを考えられるか、ということなのかな…と。僕よりも成分に詳しい人はいっぱいいるんですけど、お客さんがどういう形、味、どういうものが好きかを考えたり、それを聞いたり、喜んでもらえそうなことを考えるのが商品開発の仕事で、実現できるよう得意な人と関係をつないでいくこと。いいものをつくってもらうために、「つなぐ」役割が大きいな、と最近になって感じています。

愛:微妙な調合とか、
大変なこともありますか?

宮城:大変だったのは、敏感肌の方にこそ使っていただきたいと開発していたときのことです。実際にイーノをご利用のお客様をイメージして取り組んでいたんですけど、その方は「イーノはやさしいし、効果がある」と考えてくださっていて、その期待に応えたいと思ったときがけっこう大変でした。試作品を実際に使ってもらって「ちょっとピリピリしたけど、他の化粧品と比べると全然大丈夫」と言ってくださったんですけど、もともと敏感肌の方なので、少しの刺激でも気になっていたんですよね。それからまた2、3回つくりなおして、刺激を感じず自然に使える状態になるように、なおかつ実感あるものにする。
そこまでやろうと思ったのは、この方が本当に困っていて「自分に合う化粧品がない。自然なものをつかっているけど、周りではエイジングケアできるものを使っている人が多くて、自分よりもキレイになっている気がする…肌の状態は少しずつよくなってきているけど、エイジングケアできるものを使えなくて悔しい…」と仰っていたのを聞いて、もっといいものをつくりたいと思いました。それができる技術をもっている会社さんに相談して、できるようにしてもらったんです。

この時つくったのはクリームだったんですけど、もともとクレンジング水を使っている方だったんですね。それでクレンジング水を使うようになって、赤かった肌がよくなった、他の化粧品が使えるくらいまで肌の体力がついてきた気がする」と。悩みが深い分、お役に立てたときの喜びは大きいし、その方の喜びも大きい気がします。

魅川:いい成分を使っていくじゃないですか。開発担当の方は、まずはコスト面は意識しないで取り組んでいくんですか?素材であったり、調合のことに集中して?

宮城:そうですね。いったんは「いいものができるように」と製造会社さんにお願いします。「こんなに入れませんよ」「これ入れていいんですか?」という製造会社さんとのやりとりはけっこうありますね。

魅川:そこはすごいなと思うんですよ。過剰広告ですごそうに見せかけているものも多い中で、本当にいいものを選んで、本物嗜好でこだわって… だからもしかしたら裏があるんじゃないかと思ってイジワルな質問してみたんですけど。

宮城:使う人のことを考えたら、肌のこと、結果のことをいちばん考えてつくってほしいはずなので。

愛:今後開発したいものは?

宮城:70-80代のお客さんが多いので、その方たちに喜んでもらえる商品をつくりたいなと思っていて。僕のおばぁのことですが、デイサービスに行っているんですね。元気なんですけど、前近くにいた友達がそこにいるので、遊びにいくと。楽しいし、自分がいちばん元気だから、他の人のことを助けてあげられるし、と。そう聞いていたので元気なのだと思っていたら、この前電話で、「最近元気がなくって~頑張って長生きしないといけんかね~」って話だしたんですよ。とてもショックで。そういうお客様がいらっしゃると話には聞いていたんですけど、実際に身内から聞くと… だから、「明日が楽しみなる」ような商品をつくりたいなと思っています。その商品を通して初めての体験ができたり、県外の方でも沖縄にいるような気分になったりとか。そういうことで、明日起きるのが楽しみになったらいいなぁと。

魅川:開発の仕事で楽しいのはどんなとき?

宮城:試作が喜んでもらえたときや、リピートでご購入いただいたとき。最初はお試しで買ってくださる方もけっこう多いんですけど、そのあと続けてもらえると、商品の良さもあったのかなと嬉しくなります。

愛:試作はアフターさんに使ってもらって、こてんぱてんに言われたりも…?

宮城:はい、こてんぱてんです(笑)。前はガーンと落ち込んでいましたけど、「一緒にもっとよくしたい」という意識が出てからは、こてんぱてんにならないようにもなったんですけど、多少は落ち込みますね。
でも試作の意見を聞くときに気をつけているのは、その人が商品を届けたいお客さんイメージに近いかどうか。年齢、状況、好み… 例えばごはんが好きな人にパンを勧めても、変な意見しかかえってこないと思うので。できれば実際にお客様に試作を使っていただくのが一番ですが、それが難しい場合は想定しているお客さんに近しい人から意見をもらうようにしています。

愛:宮城さんにとって沖縄自然館はどんな会社ですか?

宮城:新しいことができる会社だと思っています。お客さんとの距離感が近い分、小さくはじめられるのがいいところだなと。大きい会社だと、何個売るためにいくつつくって…と計画がありそうですが、僕たちは20~30名のお客さんに試してもらって、距離が近い分フィードバック(意見)がもらいやすい。いい商品をつくりやすいなと開発担当としては思っています。
また、商品もそうですが、お客様に電話をしていても「沖縄からですよ」というとすぐに誰だとわかってもらえたり、モノのよさ、人の空気感、沖縄の良さが集まった会社かな、と思っています。

魅川:お客さんはどんな人が開発しているのかな~と思っているはずなんですけど、一言でいうと、どんな人ですか?

宮城:「ひたむき」…好きな人がこのことを大切にしていて、僕自身もそうなりたいなと思っています。

魅川:志が高い方がやっているのが分かったわ。だから、こだわっているところに行き着いたのね。

愛:原価を考えずに任せてやる上司も素晴らしいし、お客様のためにどうしたらいいだろう?と考えられて作られたことを聞いて、優しいなー、だからe-no自身がやさしい商品なんだなぁ。と感じました。相手のことを考えて、お客様からの声を聞いて。ますます愛着が湧いちゃいました。

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